伝統文化
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民族劇

ブラジルには、民族舞踊の他に人気のある舞踏劇(実際は劇場で創作される)が沢山ありますが、その起源は中世ポルトガルであり、数世紀にわたりブラジルの多様な文化と接することにより変貌していきました。偉大な民俗学者マリオ・デ・アンドラーデは、ブラジルの舞踏劇を4つのグループ、つまり、レイザードス、シェガンサス、パストリス、そして、ランショスに分類しています。

リオ・デ・ジャネイロでは、世界最大で最も有名なカーニバルが四旬節の直前に行われる。その中で一番色彩豊かなイベントが「サンバスクール」のパレードだ。

レイザードス(Reisados)
レイザードスは24の民族劇から構成されています。その中では『ブンバ・メウ・ボイ(Bumba-Meu-Boi)』が最も有名です。この作品は、品評会で入選した雄牛の不幸を軸にストーリーが展開されます。裕福な牧場主が所有する牛の品質を高めるために、雄牛を根気強く探し求める物語です。

シェガンサス(Cheganças)
シェガンサス(到来)は、クリスマスの時期に上演される民族劇です。海の向こうからのムーア人の到来から、敗戦、そして、キリスト教による洗礼までを表現しています。

パストリス(Pastoris)
パストリス(羊飼い)は、キリスト降誕の場面の前に行われるクリスマスキャロルとして演じられたのが最初です。今日では、この民族劇は世俗的なイベントと化し、女性が赤い列と青い列の2つの列に分かれてパレードし、騒ぎたてます。

それぞれの列の女性は同じ仮装、例えば、先生、女神、かわいい天使、ジプシー、老人(コメディアン)、北極星、南十字星などに扮し、羊飼いの少女が、管楽器の独奏とギターの演奏に合わせて、タンバリンをたたきながら歌います。

ランショス(Ranchos)
リオ・デ・ジャネイロで行われているカーニバルの最も原始的な形がランショスです。ダンサーにより演じられる荘厳でロマンチックなラブストーリーで、マーチのリズムが使われます。毎年新しい作品が創作され、リオのそれぞれの地域を代表するダンサーたちにより上演されます。ダンサーたちは、名誉と賞を手に入れるために競い、これが、今日のサンバスクールの基礎となったのです。


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