|
|
|
近代建築の中で特に評価が高いのが首都ブラジリアです、都市計画に基づき、建築家や庭園設計者たちが美しく調和のとれた環境を作り上げました。
ブラジリアは建築の金字塔
ブラジルのコロニアル建築はポルトガルに由来し、ブラジルの熱帯気候に適応していきました。この魅力的な建築様式は、古い都市の教会や修道院で今なお見ることができます。しかし、最も壮観なコロニアル建築を見ることができるのは、ミナス・ジェライス州の最初の首都であったオーロ・プレットです。オーロ・プレットは慎重に復元され、ブラジルの遺産として保護されており、今では、ユネスコの世界遺産の1つともなっています。
19世紀後半から20世紀前半にかけて、ブラジル建築はフランスの影響を強く受けました。それ以降の建築は、フランス人のル・コルビュジェやアメリカ人のフランク・ロイド・ライトなど、海外の革新的な建築家との接触を保ちながら、ブラジル独自の様式を発展させていきました。そして今では、最も個性的な芸術形態の一つとして、ブラジル建築は世界の注目を集めています。1960年代からの都市部の急激な発展は、社会的、機能的なニーズと、芸術的表現手段を結びつける貴重な機会を作り出しました。その結果、数多くの素晴らしいビルが出現しただけでなく、近郊の町や、全く新しい都市も誕生しました。
1940年代初頭以降の近代建築の代表作として、リオ・デ・ジャネイロの教育省ビルやロベルト兄弟の設計によるサントス・デュモン空港の旅客ターミナル、リオ・デ・ジャネイロ郊外のペドレグーリョにある、アフォンソ・レイディ設計の低費用の集合住宅、サン・パウロの近代美術館、そして、オスカー・ニーマイヤーにより設計されたベロ・オリゾンテのパンプーリャ教会をあげることができます。最近では、非常に多くの近代建築を見ることができますが、その中でも、アフォンソ・レイディにより設計され、1950年代に完成したリオ・デ・ジャネイロの近代美術館は傑出しています。
近代建築の中で特に知られているのが、想像力を駆使して建設された首都ブラジリアです。古都オウロプレト(Ouro Preto)市と同様にブラジリア市は世界遺産に指定されており、ユネスコに認められた最初の現代建築作品であります。ルシオ・コスタにより都市計画が立案され、建築家オスカー・ニーマイヤーにより主要な公共建築物が設計されたブラジリアは、特に、ニーマイヤーの「弓の宮殿」(ブラジル外務省)は、水の中から高くそびえ立つ弓形の柱と水の庭園が美しいコントラストを描いています。また、ニーマイヤーの最高傑作と考えられているカテドラルは、まるで祈りが天に届くようにと両手を合わせて広げた指のような柱が見事です。
国際的建築家ニーマイヤーは、ニューヨークの国連ビルとパリの共産党本部ビルの設計にも参画しています。
新しいビル群だけでは、美しく調和のとれた都市環境を作ることは出来ません。そのため、大胆で斬新な建築コンセプトとならんで、ロベルト・ブルレ・マルクスが率いる庭園設計者たちが活躍するようになりました。そして、コンクリートとガラスの構造物と、自由に出入りできる緑豊かな庭園や公園とのバランスが図られるようになりました。今では、世界的にも有名となったロベルト・ブルレ・マルクスの作品は、ブラジルの多くの都市だけでなく、公立・民間を問わずアメリカやヨーロッパの庭園や公園でも見ることができます。
▲トップへ戻る
オスカー・ニーマイヤー特集
<おすすめサイト>
・
Architecture and Town Planning
ブラジル建築の紹介(英語) |
|